後藤静香（ごとうせいこう）氏（昭和44年84歳で没）
以下すべても後藤静香氏の詩です

「本気」

　　本気ですれば　たいていの事はできる 　　本気ですれば　なんでも面白い 　　本気でしていると　 だれかが助けてくれる 　　人間を幸福にするために

　　 本気ではたらいているものは 　　みんな幸福で　 みんなえらい

「強者」

　　良心にそむくとき強そうでも弱い 　　最高要求で動くとき　弱そうでも強い

たしかな土台に立って
内からの力を生かせ

　　何にもこわくない　 何でもできる　 誰でもうごく

「貫行」

　　なんでもいい 　　 善と信じたことを　ただ一つでも続けてみよ 　　何が続いているか 　　三年
　　五年
　　十年
　　二十年 　　続いたことが　幾つあるか

一事を貫きうる力が
万事を貫く

1995年の夏、ネットで商売するねん。と決め、MACを買い必死で1ページつくった。

東京の方が、Tシャツ1アイテム2色だけ販売のページで買ってくれた。

ほんとうは、ネットでモノが売れるとはアタマのなかの数％しか思っていなかった。でもこの時にこの1件、ただこの1件、2枚のTシャツを買っていただけたお客様がおられたからこそ、ぼくはすべての可能性を見いだせた。

　 必死でページをつくっていった。毎日夜中じゃない、毎日毎日朝までmacパフオーマ5210と格闘していた。　95年8月9月は、大まじめに毎日睡眠2時間くらいで懸命にページをつくっていった。10月になったら、ぜったいに今の100倍に売上はなるぜって思っていた。 だって、スタートした8月と、9月の売上はこの1件だけだったんだ。

　10月になった。びっくりした。2日に一度くらい売れるようになった。この1995年10月の月間10万円になった売上で、インターネットを用いた通販はほんとうに売れていく、これはぜったいに商売になると確信をもった。

　すぐに目標をたてた。
衣料品で食っていける売上は、月間100万円はシンでも必要だ。だからこれから1年間は必死で勉強し、なんとかして1年以内に月間100万円の売上を達成しようと決めた。よりいっそう売るために、ページでなにを表現していけばいいのか。これだけを毎日考え、実行していった。11ヶ月めの96年7月、月間104万円売れた。さらにがんばったら11月に月間200万円売れた。 　1997年はじめに、これからはネットで生きていこうと決め家業を退社、
自ら経営のネット通販専業　有限会社イージーを設立、業務を開始した。

今も当時も思っていたこと＝初心をぜったいに忘れない。

ずっと忘れないことだけがぼくの生きていく道だ。

お客様に喜んでいただけるようにするんや。

　これだけを思っていたし、今でももちろん毎日、いつでもずっと思っている、思えている。いつだって、どうしたらお客様は喜んでいただけるのかだけを考え、実行していけばどんどん売れていくようになるのはわかっている。　商売、事業に一度失敗された方の話を聞いてみればいい。失敗のコツは、自分の儲けだけをいつも第一にいつも考えていればいい。だったら逆が正解だ。　お客様に喜んでいただけることはなになのか。　これだけをいつも考え、やるべき直すべきことに気がついた瞬間に、その場で改善していけばいい。カンタンだ。シンプルに考えることだ。

どうすればお客様に信頼いただけ、

どうやれば喜んでいただけるのか。

　あたりまえだが価値があるいいモノだけを売る。
衣料の販売だけを考える。衣料でいやほど？儲かってから次の展開を考える 　お客様を信頼する。お客様を信頼できなければ信頼されない＝売れない。このことを理論でなく実践していく。ぼくはいっぺん決めたら曲がりまへん。これからもまっすぐ生きていきます。